広告情報の流通経路に変化の兆し

流通の最適化と広告活動の最適化がリンクしはじめている・・・

広告情報の流通経路に大きな変化が現れてきているがその要因のひとつとして、やはりインターネットの出現が大きい。しかしネット上のみでその変化が大きく変化しているのではない。ネットと連動した各広告領域の広がりと、それぞれの広告領域の相互補完と相乗効果を導く為のマーケティング全般の見直しがより戦略的に行われはじめたのが大きな要因となっている。

POINT
1.
広告情報は多様化する消費者の生活様式、行動様式、意識の変化に合わせて、セグメントされた各生活エリアに効率的に配分しながらピンポイントの情報を配信する必然性が産まれてきた。

2.
広告情報の起点は上記の事から、ネット・携帯・フリーペーパー・店頭での電子POPモニター・新聞・雑誌・TV・ラジオ・交通広告・イベント集客PR広告・・・と常に多点性が必要だが広告情報の発信元は1点に過ぎず、どの点の広告情報から消費者へ認知させる事ができても発信元の商品及びサービス情報へは多点から1点へと集約されていく。しかし多点性をもった広告活動を行うのは業務コスト負担につながる。そこで必要になるのが、上記の最適な集約率を導く点と線を結ぶための新たな広告導線戦略である。

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上記を踏まえた新たな広告導線戦略を現実的な実践の場で検証できる環境を得られたので実践から導かれる具体例を用いて次回以降のブログにレポートしていく。また今回のレポートに対し海外の大学、研究機関にも協力を得られる運びとなった。そこで日本と海外での広告活動の差異についてもレポートしていこうと思う。